クリア済だから詳しく書ける！スーパーマリオRPG  64曲のBGM完全音楽まとめ

こんにちはこんばんは！
Pridest(@Despair_load)です( ´ω` )

本記事では1996年3月9日に任天堂、
スクウェアの共同開発によって発売された
スーパーファミコン用ソフト、
「スーパーマリオRPG」で使用されている
BGMをまとめています。

今となってはそれほど珍しくない話ですが
発売当時はFFシリーズで知名度を誇った
スクウェア(現:スクウェア・エニックス)と
マリオシリーズで有名な任天堂の奇跡の
タッグを組んで誕生した作品。

本作はとにかく小ネタ・パロディが多いことで
有名ですがそれはBGMにも言えることで
過去のマリオシリーズの作品で使用された
BGMが本作用にアレンジされて合間合間に
使用されています(FFのBGMも数曲存在)。

Pridest

ピーチがクッパに捕まりマリオが
助けに行く、それが日常のように
描かれている世界観。

BGM一覧

本作で使用されるBGMは計64曲。

(仮)と記されてる曲名は公式名称が不明のため
私の偏見でつけた曲名になっています。

サウンドトラックについて

本作は『SUPER MARIO RPG ORIGINAL
SOUND VERSION』としてサントラが
発売されていますが今ではプレミア化しており
入手するのが非常に困難となっています。

サントラじゃなくただ聴ければ良いという方は
2023年に発売されたリメイク版の購入がオススメ。

ストーリークリア後にはなってしまいますが
リメイクにあたってリアレンジされた楽曲、
そしてオリジナル版の両方の音源が
視聴できるサウンドテストが実装されています。

スーパーマリオRPG

スーパーマリオＲＰＧ -Switch

期間限定BGM

やり込み要素なども全て終えたうえで
ラスボス直前まで進めたセーブデータで
聴くことが不可となるBGMは次の17曲。

ごきげんスターと武器たちがやってきた！は
バーレル火山で聴けるのがラスト。

Pridest

ごきげんスターはここまでの
ストーリーを進めてきて回収忘れが
なしと想定した場合となります。

かなしいうたが流れる機会は3度ありますが
ストーリー順でいくとブーマー戦後の
会話で聴けるのがラスト。

かけっこれんしゅうはワッシーとの1対1の
かけっこに勝利すると以降キノピオからの
説明が出ないため聴くことができなくなります。

似たような意味でマルガリ・マルガリータは
マルガリータを倒すと以降は聴くことが
できなくなります。

以下に挙げるBGMは聴けるタイミングが
一度きりのもの(戦闘に負けた場合は除く)

シーン別BGM

ここからはシーン別に掘り下げて流れる
BGMを紹介していきます。

シーン別に分けた項目は次の通り。

電源オン～オープニング

電源を入れるとまずピーチ姫がさらわれる
デモが始まりこのデモの際に流れているのが
お花畑にてであり前半部分のメロディが
「スーパーマリオブラザーズ3」で使用された
マップ1ワールドのアレンジ。

続けてオープニングデモが始まりこちらでは
楽しい冒険 愉快な冒険が流れます。

オープニングデモが終わるとタイトル画面へ。
タイトル画面でボタンを押しファイル選択の
画面へと移るとLet’s Tryが流れており
こちらは「スーパーマリオブラザーズ」の
地上BGMのアレンジだとすぐに気付くはず。

はじめから遊ぶ際はファイル名を決め終わると
再度ピーチ姫がさらわれるデモが入り
その後舞台はクッパ城へ移ります。

城内で流れているのはクッパ城(其ノ壱)で
道中ではノコへいと戦闘がありますが
後述で解説している戦闘BGMの流れが
一切無視されており城内のBGMが
流れ続けています。

最奥でクッパ戦となりクッパとの
戦闘時には対クッパ戦が使用。
こちらも「マリオ3」で使用されていた
魔王クッパのアレンジとなっています。

クッパに勝利すると話を少し挟んだのちに
クッパ城にカリバーという名の剣がグサリ。
この演出時に剣は降り星は散るが流れ
ここからマリオの冒険がスタートしていきます。

共通BGM

町や戦闘で流れるBGMには該当しないながらも
共通のシーンで使用されているBGMを先に紹介。
該当する楽曲は次の4曲。

• どこに行きますか？
  →ワールドマップ画面で使用。

• 新しい仲間
  →仲間がパーティに加入するシーン時に使用。
• ごきげんスター
  →道中の宝箱から入手、または購入するスターの
  効果中に流れます。マリオシリーズでお馴染みである
  無敵BGMのアレンジ。
• スターピース入手
  →スターピースを入手をするシーン時に使用。

町・施設BGM

町や施設で使用されるBGMは計14種類。

マリオの家

Super Pipe Houseは「初代マリオ」の地上BGMと
「マリオ3」のマップ1ワールドが合わさった
アレンジとなっています。

キノピオとの会話の選択によっては戦闘の
チュートリアルがおこなえますがBGMは
ザコ敵との戦闘の流れと同じです。

クッパ城の見える丘

ストーリー後半にてジュゲムバスを利用して
クッパ城へと乗り込むシーンがありますが
そのままクッパ城を攻略していくこともあり
この時はクッパ城(其ノ二)のほうが流れています。

キノコ城

初めて大臣と会話する際にマリオがクッパ城での
出来事を(一つも言葉なしに)説明するシーンが
ありますがその際に説明しますっ！が流れます。

どろぼうロードでクロコを倒した後に町へ戻ると
カジオー軍に占拠されておりケンゾールを倒すまでは
町のBGMが武器たちがやってきた！になっています。

ワイン川のほとり

ミニゲームが滝コースと川コースで分かれており
ともに流れるのはワイン川を行こうですが
川コースのプレイ後半はBGMのテンポが速まります。
(ゴールに到達するとテンポが戻る)

ケロケロ湖

初めて訪れた際はホイッスルのようなパートのみが
流れておりカエル仙人と初めて会話が終わると
以降はメロディも流れるようになります。

Pridest

ホイッスルのみはケロケロ湖内の
右側にあるメロディ・ベイで
以降も使用されています。

カエル仙人との初会話時にマロがカエルでは
ないことが判明しますがこの会話時に
ショック！→かなしいうたが流れることに。

このかなしいうた、ケロケロ湖を一旦出て
再度訪れても流れておりコオロギせんべいを
渡すまではずっと流れてます。
(メロディ・ベイのほうは大丈夫)

メロディ・ベイで3つのフレーズが完成すると
今まで演奏してきた「空見れどれどれ」
「ドゥカティ・ブルース」「こしふりダンス」と
自分が作成した4曲目を加えたアレンジメドレー、
貴方と作るキノコフスキー名曲の時間が流れます。

Pridest

自分で作成したメロディが反映して
もとのBGMと一緒に流れるって凄い。
因みに4曲目のメロディは何度でも
変更ができます。

ローズタウン

初訪問した段階では町で流れているBGMが
武器たちがやってきた！になっておりユミンパを
倒すと本来の町のBGMが流れることになります。

初めて宿屋に訪れた際にストーリーが進み
会話シーンがありますがその会話時に
ねぇねぇジーノごっこしようよが流れますが
このBGMは「スーパーマリオワールド」の
地上BGMのアレンジ。

上記の会話時にトイドーと全力の人形遊びに
付き合った結果、マリオは気絶してしまい
そのまま宿屋に泊まりますが夜にジーノの人形に
魂が宿る演出が入りこのシーン時に
ジーノの目覚めが流れることになります。

ユミンパを倒した後に再度宿屋に訪れ
トイドーに話しかけると会話イベントが発生し
この会話時に説明しますっ！が流れます。

Pridest

「マリオもクッパには弱いし」と言われ
子供に対して殴りかかろうしてる
マリオの姿は非常にレアかも(笑

ストーリーを進めるとこの町にプランターが
引っ越してきますがたね・ひりょうを渡す前、
上空にツタが伸びた後の会話時のみ
BGMが倍速(しかもかなり早く)されます。

余談ですがユミンパを倒した以降に
この町の宿屋に宿泊するとゼルダシリーズの
リンクがベッドで寝ており話しかけると
起きはしないもののあの謎解き音が聴けます。

ヨースター島

島内ではヨッシーレースを遊ぶことが可能で
レース中はかけっこしようよが流れます。

ワッシーと1対1でのかけっこする際はキノピオから
操作説明を聞くかどうかの選択が出ますが
聞いた場合はリズムの練習をおこなえこの時に
流れるのがかけっこれんしゅうとなります。

ドゥカティ

町の中心にある炭坑内で流れるBGMは
ダンジョンはモンスターがいっぱいですが
ダイナとマイトの救出後はプチボムで爆破する
エリアまでは町のBGMが流れるようになります。
因みに最奥のエリアも町のBGM。

Pridest

ペパットを倒しスターピースを
入手した直後のみこのエリアでも
町のBGMが流れています。

最奥のエリアからはトロッコに乗って遊ぶ
ドゥカティ・マウンテンがプレイでき
プレイ中はDocaty Mountain Railroadが
流れることになります。

ブッキー坂

ストーリー上で初めて訪れた際にプレイする
さかみちきょうそう、虫かごを購入してから
プレイできるカブト虫キャッチャーでは
共に坂道が流れるのは変わりないのですが
ミニゲームが始まる前・頂上に着いた際は
イントロのドラムパートがループされています。

虫かごを持っていない・または虫かごに
カブト虫がいる状態で訪れて走る場合は
ドラムパートのみのBGMで走ることになります。

メリー・マリー村

ストーリー上でピーチ姫のアクセサリーを探す
イベントがありますがこのシーン時にのみ
BGMのテンポが速くなります。
(4つ集めてブッキーに話しかけると元に戻る)

ストロベリー&ラズベリーを倒した後は
中断されたキノ＆ナンシーの結婚式が
再開されますが左上のオルガンを弾いてる方に
話しかけると祝いのメロディが流れます。

リップルタウン

初訪問時は例によってカジオーの手下に
町が占拠されているので流れるBGMが
武器たちがやってきた！となっています。

本来の町のBGMが聴けるのはちょっと先で
ヤリドヴィッヒを倒すと流れるようになります。

モンスタウン

ぴかぴかいし持っていると入れる部屋には
クリスタラーが滞在しており彼との戦闘に
勝利した後の会話時ではFFシリーズで
おなじみであるプレリュードのアレンジとなる
クリスタラーの会話が流れます。

Pridest

戦闘する前の選択肢で一度退くと
このような発言をしますが恐らく
FFIVのセシルのことでしょう。

マシュマロの国

マシュマロの国に初めて訪問し
彫刻家ガロの家でマロの銅像を調べた際の
会話内にて説明しますっ！が流れます。

マシュマロ城内はマルガリ・マルガリータが
流れており城内攻略時にドドが銅像に
八つ当たりするのをジャンプでかわす
ミニゲームが一度ありこのミニゲーム中は
ドドが来たっ!!が使用されます。

Pridest

BGMのリズムやドドの仕草が絡まって
私はこのミニゲーム大好きですねー！

マルガリータを倒した後は城内のBGMも
町のBGMが流れることになります。

因みにおんせん前の入り口のエリアでは
訪れた箇所によってこのエリアで流れるBGMが
変わるという仕様になっています。

具体的に述べると、

• ビーンズバレー経由→まだまだ道中は危険がいっぱい
• マシュマロの国経由→フカフカしましょ！
• ストーリー上でマルガリータを追いかけた際に
  マシュマロ城から落下経由→マルガリ・マルガリータ

ダンジョンBGM

ダンジョンで流れるBGMは次の14種類。

パイプダンジョン

ダンジョン内で流れる土管からコンニチハは
「初代マリオ」の地下BGMのアレンジ。

土管が6つ均等に配置されているエリアで
そのうちの一つの土管からクリボー叩きが
遊べるエリアに繋がっておりこのミニゲームを
プレイ中はちょっとドキドキが流れます。

炭坑

ドゥカティの項目でも触れていますが
ペパットを倒すまでは最奥のエリアを除く
全域でダンジョンはモンスターがいっぱいが
使用されていますが撃破後はプチボムで
壁を爆破するエリア前までは町のBGMに
切り替わっています。

ブッキータワー

BGMが2種類(入口含めば3種類)使用される以外に
色々と優遇されているダンジョン。

エントランスとごせんぞルームのエリアでは
ここはブッキータワーでございますが、
他のエリアではそしてわたしの名はブッキーが使用。

タワーを登る道中にカーテンがおおわれている
エリアがありその中に入ると一度だけ
マリオの姿が初代風に変わりBGMも
Long Long Ago…という「初代マリオ」の
地上BGMのアレンジが流れるという
ファンサービス要素があります。

姿が変わった状態でエリアから出ようとすると
ワーニングが流れ地上BGM(ハリーアップ!)が
流れつつ強制的にカーテンの中に戻され
ミスが流れることになります。

Pridest

地上BGM～ミスまでのセットで
Long Long Ago…という1曲。

ストーリー上で最上部に着くとカーテンの中で
隠れきれるかのミニゲームがおこなわれ
ミニゲーム中はちょっとドキドキが流れます。

星のふる丘

エリア内では様々なキャラの願いごとを
調べることができますがその中で
マロの母、もしくは父であろう願いごとを
初めて調べた際はかなしいうたが流れます。

海

ちんぼつ船に続くための最後のエリアでは
BGMが流れなくなっています。

カントリーロード

ビーンズバレーに続く崖を登る際に
サージェント・パター率いるパタパ隊に
協力してもらって崖を登るのですが
崖を登ってる最中は崖登りが流れます。

バーレル火山

道中にはヒノピオが(たった一人で)経営している
ヒノマートがあり店内では土管からコンニチハが
流れています。

カイザードラゴンを倒した次のエリアには
スターピースがありこれまで通りに
入手できると思ったらオノレンジャーが現れ
スターピースを強奪、この時の会話時には
武器たちがやってきた！が流れます。

そしてオノレンジャーが逃走すると同時に
BGMがオノレンジャー参上に切り替わり
火山の山頂に出るまではこのBGMが
流れ続けることになります。

因みにオノレンジャー参上も「初代マリオ」の
地下BGMのアレンジ。

Pridest

追わずにカイザードラゴンがいた
エリアへ引き返すとバーレル火山が
再度流れ元もマップまで改めて戻ると
オノレンジャー参上が再び流れます。

クッパ城(2回目)

オープニングで訪問した際はイントロ部分が
ループしていたのが2回目の訪問では
メロディも流れるようになります(曲も別曲扱い)

道中6つの扉がありそのうち4つをクリアすれば
次のエリアに進めるという仕組みとなっており
6つのうち2つの扉はパズルコースで
問題を解いてる間は説明しますっ！が流れ
正解した場合は勝利！！が流れます。

Pridest

今回の冒険の敵がケフカだったら
マリオワールドなんて簡単に
消されてしまいそう…笑
(ケフカは「FFVI」のラスボス)

6つの扉を超えた先には洗脳されている
カメザードとの戦闘があり勝利すると
僕らの楽園～モンスタウン～が
このエリアから出るまで流れます。

カメザードを正気に戻しさらに奥深くへ進むと
カジオー軍団親衛隊長と名乗るブーマーとの
戦闘になり勝利すると突如かなしいうたが流れだし
シャンデリホーにシャンデリ号を落とすよう
指示をして自決を図ることに。

その後マリオらが乗っているシャンデリ号が
上昇しだし上昇しているシーンでは
ワイン川を行こうが流れることになります。

戦闘BGM

戦闘時に使用されるBGMはオープニング上の
クッパ戦のBGM、通常のザコ敵と戦う際の
BGMも含めて計7種類。

戦闘に勝利するとラスボス・クリスタラーを除けば
共通で勝利！！が流れ負けた場合のBGMはなく
流れていた戦闘BGMが一気にスローになり
そのまま止まるという流れになっています。

Pridest

皆にトラウマを植え付けたであろう
敵の技3選。対策なしのさくらふぶきは
ほんとアカン…！(苦笑

対武器ボス戦で流れる敵はカジオー軍のボスと
表記しましたがクッパ城で戦うブーマー辺りから
その法則がズレてきてたりします。

ブーマー戦で使用される戦闘BGMは
対ちょっぴり強いモンスター戦となっており
武器世界で戦うメビウス＆リンリンや
ドルトリンク＆メーテルリンク、そして
ラスダーン＆コウジョウチョウ戦で
使用されるのもこっち。

カカリチョウ・カチョウ・ブチョウに至っては
対モンスター戦だったりします(何故…)

モンスタウンで戦うことができる裏ボス的存在、
クリスタラーの戦闘BGMである対クリスタラー戦は
「FFIV」のバトル2のアレンジ。

彼に勝利した場合のみ流れる勝利BGMの
クリスタラー戦での勝利もFFシリーズの
ファンファーレのアレンジだったりと
勝利後の会話時のBGMも含めてとことんFF仕様。

ラスボス

本作のラスボスはカジオー。

カジオーとの戦闘は2連戦となり第1形態で
使用されるBGMは対カジオー戦。

第1形態のHPを0にすると少し会話を挟み
第2形態へ移行。戦闘BGMも変わり
こちらでは対変身好きのカジオー戦となります。

エンディング

カジオーを倒すとエンディング。

エンディングは次のような流れとなり
まずはスターピースを入手することになるため
今まで通りスターピース入手が流れます。

続けてジーノが皆との別れを告げた後に
各キャラクターらの後日の様子が描かれた
演出が入りここまでのシーンで流れているのが
さよならジーノ…～星の窓から見る夢は。

Pridest

人形の姿に戻ってしまった
ジーノの姿にもう涙腺崩壊よ…。

その後パレード調のようなスタッフロールが始まり
この時に流れるのが楽しいパレード愉快なパレード～
そしてパレードは行ってしまった…となります。

最後に『THE END』と表示されて終了となりますが
文字が表示されてから少し画面を放置してると
「初代マリオ」の地上BGMのアレンジが流れだし
こちらがお・し・ま・い！となります。

Pridest

はなびを購入した数によって
打ち上げられる花火が変わったりとか
最後の最後まで演出が凄いのよ…！

おわりに

マリオの初のRPG作品となった本作。

全体的に明るい楽曲が多い中、1曲1曲に
個性があり聴いていて飽きることがありません。

Pridest

どれも素敵な楽曲なのですが
しいて選ぶならば森のキノコにご用心、
ここはブッキータワーでございます、
対クリスタラー戦が特に私はおススメ！

2023年に本作のリメイクが発売されましたが
2024年2月現在でオリジナル版を遊ぶには
敷居がとても高いのが残念なところ。

マリオ初のRPG作品、ぜひ皆さんにも
遊んでもらいたいです…！